評判が良かったので「聲の形」のBDを見ました。
感想というか全力でネタバレしつつディスります。
人なんか来ないだろうけど好きな人は読まないように!
端的にいうと
リアル風登場人物達の全くリアルではないご都合主義的クソ脚本感動ポルノ
気持ち悪い
以下、ネタバレ有り
小学校のクラスに転校してきた硝子
彼女は耳が聴こえないため
最初はクラスメートにかわいそうということで丁寧に?扱われている
次第にいちいち筆談しなければならない煩わしさや
(耳が聴こえないので)変な声を出すこと
うっとおしいと態度に出されているのに絡んでくる空気の読め無さから
次第にいじめの対象になる
その中で積極的にいじめていたのが主人公の石田や植野
担任の教師もやる気が無いのでその状況を放置する
そしていじめが問題になり反省会の場で担任に犯人は石田と指名され
他の加害者達は知らぬふりで全て石田が泥をかぶる。
ここまでは小学生ならこうなるよなーというリアリティがあった
言っては悪いが特殊な児童が転校してくればこうなることは容易に想像がつくわけで
よく担任は何の対策も取らずに硝子を放り込んだなと思うし
校長も熱意のない担任に硝子の担当をさせたものだ
問題はこれ以降の展開がご都合主義過ぎて気持ち悪いことだ
全てのいじめの責任は石田のせいになり
反省会で石田が他の児童もやってただろと言ったことで
今度は石田がいじめの対象になる
はい、ここからおかしいです。
石田はもともとクラスの中心にいたタイプの少年で一時的に友人関係が気まずくはなるでしょうが
一月もすれば以前の関係に戻ります。面倒事は懲り懲りなので流石に硝子いじめはしないでしょうが笑
少なくとも個人的な実体験ではそうでした。
もっと気持ち悪いのが硝子の行動である。
石田の机にかかれた落書きを硝子が消しているのだ
石田ざまぁもしくはこのクラスの連中のいざこざには関わりたくないなと思うのが普通だと思うが
そして時は進み高校生になった主人公たち
主人公石田はおもっくそ病んでいる
あいつはいじめっ子だからかかわらないほうがいいと中学進学して早々噂を流されたとはいえ
中学に進学して人間関係も変わったし時間もたっぷり過ぎた
石田自身の行動に問題がない限りハブられ続けることはないだろう
意味がわからない
自殺することができなかった石田は罪滅ぼしに硝子に謝りに行く…わけではなく筆談ノートを返しに行く
何なんだこいつは…
迷惑すぎるだろ…
硝子にとってトラウマものであろう記憶を呼び覚ましたかったのだろうか
都合よく何故か許してくれる硝子
悪口いっぱいの筆談ノートを大切そうにする硝子
川に落ちた筆談ノートを取るために橋から川に飛び込む硝子
どうかしてるぜ!
結絃に石田が川に飛び込む写真をツイッターに晒されなぜか学校中に知れ渡り
たかだか飛び込み禁止の川に飛び込んだくらいで一週間の停学を食らう
こんなしょぼいことでは普通話題にもならないだろう
話題になったところでせいぜい口頭で軽く叱られるくらいだろう
ここまでの無茶な脚本を見なかったことにして
何度もあっているうちに硝子が石田に恋をする事自体はまぁありえるかな
なぜか加害者一同と遊ぶことになる硝子
何度も合うことでかろうじて石田に気を許すことは有るかもしれないが
加害者一同と遊ぶのは辛いだろうと石田や佐原は気にしなかったのだろうか?
序盤いけしゃあしゃあと硝子に会いに行った石田はともかく佐原は気がつくだろう
加害者一同側も硝子と会いたいと思うだろうか?
展開に違和感しか感じない
植野が島田に再会させたり、硝子に本音をぶつけたり
川井が自己中心的に石田を悪者扱いしたり、わざわざ硝子の前で加害者一同集めて揉めたり
川井はウザイがこういうやなやついるなー感はあった
そして話を動かすために揉めさせてる感
登場人物たちはどんだけ過去を引きずってるんだよ
後半硝子は石田と硝子家族と花火に行く
そして自分がいると他の人が不幸になると飛び降り自殺を図る
硝子を助けたものの石田が代わりに転落する
はぁー、今更自殺しますか?するならもっと前にするべきじゃないの?いじめられてるときとか
硝子は加害者達との関係性で揺れ動かされていたが今の学校のコミュニティはないのか?
いつの間にやら腕を骨折している硝子、石田に引っ張り上げられたのになぜ????
石田が転落したのを引っ張り上げたのが島田だと植野に告げられる
どんだけ都合いいんだよ笑
マンション横の川だぞなんでそんなところいるんだよ石田?
硝子から石田や加害者側に真っ先に助けを呼ぶとも思えない
無理やり石田の株を上げて大団円に持っていこうとしたのだろうか?笑
学校に戻る石田
クラスメイトの注目に耐えられず逃げ出す石田
石田を励ます永束
ここまではわかる
川井と真柴が登場千羽鶴作ろうとしたけど集まらなくて持っていけなかったと今更渡す
川井はほんとにいい子ちゃんぶりたいだけなんだなぁ
いい子ちゃんに見られたいから学校で千羽鶴を企画して
いい子ちゃんに見られることが目的だから千羽集まらなくてもどうでもいいのだろう
千羽集まらなくても持ってきゃいいだろうに
あえて集まらなかったことを本人に言う必要もないし
持っていかなかったなら元気になった今更渡されても…
植野の「きんもっ、友情ごっこかよ」に唯一共感を持つ
植野だけはガッツリ硝子にぶつかって硝子を理解したようだ
なんか大団円の雰囲気になり、なぜか主人公石田は他人を見ない状態から脱出したのでした
めでたしめでたし
何だこれ
・本作品の良かったところ
作画がきれい
硝子、植野の見た目がかわいい
川井、小学校担任のリアルに居る感じの嫌な奴感
学級裁判で全責任を石田に押し付ける流れのリアル感
・悪かったところ
脚本
他の人の話をするときに名前しか言わないのでえっと島田って誰だっけ?となってしまう回想シーン入れろ
評判良かったし感動ポルノではないという評判を聞いて見たのだが
嘘だろというほどの雑脚本で見続けるのが辛かった
序盤の学級裁判までは良かった?んだけど
そこからの展開が無茶すぎて最後まで気持ち悪い
世の中的には高評価なので私の心が汚れてるんでしょうね。
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